「世界平和の為に中立で学びやすい言葉を作ろう!」とザメンホフ博士が考案した人工言語であるエスペラント。
ウィキペディアにエスペラント版があったり(結構充実している!)、グーグル翻訳でもエスペラントとの翻訳を扱っていたりと世界的に広く認知された人工国際語です。
前置詞
エスペラントには前置詞が33個あります。
(こうやってビシッと数を言い切れるところがいいね~、人工言語だからね~)
例えばこの記事にある下の文章には5箇所4種類の前置詞があります。
Por forviŝi la “vjetnam-simptomaron kaj antaŭ ĉio la traŭmaton de la atenco, kiu mortigis 241 usonajn soldatojn en Bejruto, la 23-an de Oktobro 1983, la prezidanto Ronald Reagan du tagojn poste invadis Grenadon.
Le Monde Diplomatique en Esperanto, “La vojo al Kabulo” de Serge HALIMI https://eo.mondediplo.com/article2949.html
私の訳:ベトナム症候群となによりもまず1983年10月23日にベイルートで241人の米兵が殺害された攻撃のトラウマを拭い去るために、ロナルド・レーガン大統領は2日後にグレナダに侵攻した。
- por :~のために(目的)
- 例文では動詞 “forviŝi(拭い去る)” の前に置かれています 「~を拭い去るために」
- antaŭ :~の前に
- ĉio(すべて)と一緒に使うと “antaŭ ĉio(なによりもまず)”という意味になります
- de :~の
- 友達の家 domo de amiko ;domo(家)、amiko(友達)
- 1月1日 la 1-a tago de Januaro ; 1月の1番目の日
- en :~の中に
どうでしょう?
関係代名詞や前置詞を使わずに対格でする表現など、ごくごく簡単な文法を含んでいますが単語を眺めるだけで理解できませんか?
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