「世界平和の為に中立で学びやすい言葉を作ろう!」とザメンホフ博士が考案した人工言語であるエスペラント。
ウィキペディアにエスペラント版があったり(結構充実している!)、グーグル翻訳でもエスペラントとの翻訳を扱っていたりと世界的に広く認知された人工国際語です。
エスペラントの辞書
「語学の勉強をするにはいい辞書が必要」っていいますよね。
私の場合のこれは語学の勉強なのかな?
ただエスペラントって面白そうな言葉だな~、って記事の拾い読みを趣味としているだけなので。
ずっと気になっていたこの電子辞書を買いました。
エスペラントを深く理解しようとするならばこの辞書の紙版がいいんだろうと思います。
いろんな言語の辞書はそれぞれに語彙の並び方に特徴がありますよね。
例えば、日本語だったら五十音順、英語だったらアルファベット順、中国語だったら部首や画数を組み合わせてお目当ての言葉をひきます。
このエスペラント-日本語辞書の場合、「語根」でひきます。
エスペラントには造語法というのがあって、接頭辞や接尾辞といった単語の要素や他の単語や品詞の語尾の組み合わせでひとつの単語を作り出します。
なのでベースとなる単語要素である「語根」を中心にそこから派生したさまざまな単語が作り出されます。
電子版だとピンポイントにその単語をひくことになりますが、紙の辞書では語根にならんで派生する単語が並ぶのでいろいろな関連する単語を(覚えるのは無理だとしても)知ることができるのです。
例えば、leg-i(読む)という単語をひくと、その並びにleg-o(読み方・読み)、legーad-o(読書)、legーant-o(読者)、leg-end-a(必読の)といった単語が並び、更にdis-leg-i(拾い読みする)、fin-leg-i(読み終わる)、prov-leg-i(試読する)、voĉ-leg-i(音読する)といった単語もその並びで目を通すことができます。
とはいっても知らない単語ばかりのエスペラントのニュース記事を読む時なんかは電子辞書が即座にひけて重宝します。
字上符付きの文字もcx/gx/hx/jx/sx/uxのように”x”をつけた代用表記でちゃんとひくことができます。
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