「世界平和の為に中立で学びやすい言葉を作ろう!」とザメンホフ博士が考案した人工言語であるエスペラント。
ウィキペディアにエスペラント版があったり(結構充実している!)、グーグル翻訳でもエスペラントとの翻訳を扱っていたりと世界的に広く認知された人工国際語です。
人称代名詞
年齢層バレバレだけど、人称代名詞というとドリフターズの「8時だョ!全員集合」を思い出しますね。
「アイマイミー、ユーヤーユー、ヒーヒズヒーン、シーハーハー」
小学生の時に意味も分からず大声で歌ってたけど中学生になってこれが英語だって知った時には超感動した。
で、授業中にこれをドリフ風に唱えたら先生に怒られた(笑)
私・あなた・彼・彼女・それ、単数と複数、主格と所有格と目的格、ありますよぉ~、エスペラントにも。
単数:私 → mi(ミ) あなた → vi(ヴィ) 彼 → li(リ) 彼女 → ŝi(シ) それ → ĝi(ヂ)
複数:私達 → ni(ニ) あなた達 → vi(ヴィ)単数と同じ 彼ら・彼女ら・それら → ili(イーリ)
これらが文章中で主語として使う「主格」という奴。
所有格はこれらの単語の語尾に”-a”を付けるだけ。
所有格:私の → mia(ミーア) あなたの → via(ヴィーア)
例)私の父 → mia patro
例)あなたのネコ → via kato
ちなみにエスペラントは単語の品詞を語尾で判別することができて、形容詞の語尾が”-a”ということもあって分かりやすい。
名詞:白 → blanko 形容詞:白い → blanka
例)白いネコ → blanka kato
目的語になる目的格(エスペラントでは「対格」と呼ぶ)は語尾に”-n“を付けるだけ。
対格:私を → min(ミン) あなたを → vin(ヴィン)
例)私の父が私を呼んでいる。→Mia patro vokas min.
例)あなたのネコがネズミを捕まえた。→Via kato kaptis raton.
ドリフの歌をエスペラントで歌うとすれば「ミーミーアミン、ヴィヴィーアヴィン、リーリーアリン、シーシーアシン」になるのね。
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